眼窩底骨折
先週のサーフィン、うっかり気を抜いてしまい顔面強打からの眼窩底骨折(がんかていこっせつ)を負ってしまった。
これの前日、134号の通行止めのおかげで、いつもなら絶対絶対絶対通らない小坪トンネル(とても有名な心霊スポット)を通ってしまったのが原因ではないかと思ってる。まじで。
ボードが顔面にぶつかって鼻血ぶー、
まではちょいちょいある出来事ではあるんだけど、当たりどころが悪かったかな。
鼻血とまってからもしばらく視界が二重で、一緒にサーフィンしてたみんな(この日はたまたま大勢で、ワシ+4人)が終わるまで浜で寝て待って、その後のランチは辞退して帰宅、アイシングしながらぐったり寝入った。
二重の視界は夜には治ったので一安心だったのだが。
翌日は目の周りが多少の腫れと青タンになってたけど化粧とダテメガネでごまかし出社。
会社では、ちょっとぶつけちゃってーあはは…という程度。
⇒眼科へ
たいしたことないだろうけど、目だしなー怖いなーと、さらに翌日眼科へ。
網膜剥離とか脅されながらもあれやこれや検査、異常なしと診断いただき、ただし「目は」異常なし。脳とか骨とかは知らん!と促され脳外科へハシゴ。
⇒脳外科へ
MRIって初めてやったけど、おもしろい。
音がめっちゃうるさいから(?)とヘッドホンつけられて、ラジオ聞かされてた。うるさいのは全然防げてないしあんまり意味なかったけど、まあ面白かった。
眼球支えてる薄い骨が折れてるとの結果でショック。
症状からググってたので、どういう状況かは察した。
やばそうだ。
⇒総合病院(形成外科)
紹介状を手に、最寄りのでっかい病院へ。
CTを撮る。(MRI撮ったデータも渡したんだけど、やっぱ撮るのね)
結果、折れてる(知ってる)
●眼科底骨折
眼球を支えてる薄い卵の殻みたいな骨が、眼球の受けた衝撃で折れて穴が空いちゃう。サッカーとか野球、ボクシングなどでよくあるってサーフィンでこれやる人はあんまりいないんだろう。
当たりどころが悪かったとしか。
やっぱ小坪トンネルやばいわ。もう二度と通るものか。
「うーん、このまま緊急手術して入院してもらって」
「⁈」
今なら手術できる。来週になったら中の組織が硬くなって手術できない。ということらしく、手術しないで放置した場合、いずれ眼球が下がったり凹んだりする可能性が…と。
入院て、お金は、仕事は、どうするーーと一瞬考えたけど、自分の顔の事を優先させましたん。
美人ではないかもしれないが、顔は大事だ。
入院はわりかし短めの5日。
●麻酔
その日のうちに全身麻酔で手術。
全身麻酔は怖かった。
一瞬で落ちるリアル。
腕がビリビリっとしたら意識が薄れてきますからねーと言ってるそばからストンと落ちた。3秒くらいで。
あー、死ぬときはこんな死に方がいいなーと思ったよ。
●手術
あっかんべした粘膜を切ってそこから中にチタンプレートをぶち込んで骨の代わりにしたとか。
チタンて。
空港の金属探知機引っかかっちゃうのかな。
死んだあと火葬場で焼け残っちゃうのかな。
ホウキでサッサとまとめられるのかな。
ついでだからGPS埋め込んでくれてもよかったのに。
●入院生活
気付いたら病室で、体だるすぎて何もできないし管やら点滴やらコードがごっそりついてて大変不自由。
多少痛みもあるけど、何をするにも自由にならないストレスはきつい。
翌朝、覆われてたガーゼを外して我の顔を見る。
ギャー、化物。。。
お嫁に行けない(もう行ってるがな)
いろんな管を外してもらって、化物は自由になった。
トイレにも行けるし院内のコンビニにも行けちゃう!
お見舞いにきてくれた友人とコンビニスイーツ食べちゃう化物!
さらに翌日も化物フェイスは変わらず、見舞いにきた主人をビビらせる。
主人、ドン引き。
イマココ。
まだまだ化物フェイス。
いつになったら人間になれるのかな。
あまり痛みがないのが幸いである。
明日は両親が見舞いに来るらしいので、もうちょっと腫れ引いてくれないと困るなあ。
なんといっても今月末surf tripの予定なんだもの。
ドクターに詰め寄ったところ、無茶しなければいいんじゃない?とのOK(?)を得られたのでリハビリがんばる。